苦手克服!採血虎の巻

採血は看護師にとって基本業務の1つですが、血管には個人差があり1回では成功できず失敗してしまうケースも少なくありません。失敗が続くと患者さんだけでなく看護師も精神的にこたえてしまいます。当サイトでは採血のスキルを磨き、患者さんから信頼される看護師になるために知っておきたい情報をまとめていますので、苦手な人はぜひ参考にしてください。

  • 苦手な業務ナンバーワン!

    静脈から血液を採取する採血は病気の診断や治療方針を決めたり、経過や状態から治療法を判定したりするのに必要な検査です。痛みが伴うのでなるべく1回で行えるようにスキルを身につけておかなければなりません。しかし、「針に恐怖心がある」「血管の感覚がわからない」「スムーズにできない」などの理由で採血が苦手な看護師もいます。恐怖心がないのであれば練習を積むことですぐに上達します。採血の基本をマスターし、繰り返し練習しましょう。

  • 手が震えてしまった時の対処法

    看護師は患者さんの健康に関わる責任のある仕事です。基本業務とはいえ緊張で手が震えてしまうこともあるでしょう。気にし過ぎると悪化してしまうので、リラックスすることを心がけてください。過度に緊張しないようにイメージトレーニングしておくのも大切です。採血が上手な人のやり方を見てイメージを膨らませましょう。また、深呼吸をしたり、力が抜けるように指を握ったり放したり、といった方法もあります。まずは一通り試してみて、それから自分に合う方法を実践してみましょう。

  • 注射の機会が多い職場で経験を積む

    注射の機会が多い職場なら仕事をしていく中で自然にスキルを磨くことができます。採血の回数が多いのは健康診断を行っているクリニックや健診センターです。多い時には1時間で20本から30本の採血を行いますが、人数が多いため時間をかけることはできません。不慣れな人や苦手な人にとっては厳しい状況となるでしょう。慌てずじっくりと取り組みたいなら内科クリニックがおすすめです。採血の必要性を熟知している患者さんばかりなので、看護師が多少手間取っていても温かく見守ってくれます。

採血への苦手意識が強い看護師へ

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どの血管を選ぶかが大切

血管の走り方は人によって異なります。よく見えない場合は腕の力を抜いて下に下げてもらいましょう。親指を内側に入れて握ってもらうのも有効です。見つかりにくいと焦ってしまいますが、慌ててはいけません。

まずは手順をおさらいしよう

採血に苦手意識を持ってるなら、基本となる手順をおさらいすると安心です。途中途中で手を止めて考えなくていいように、手順を完璧に覚えておくことがポイント。項目ごとの説明もしっかり読んて、ぜひマスターしてください。